お部屋の印象を左右するアイテムのひとつがラグです。
インテリア全体の雰囲気を決める上で、ラグの色は大変重要です。
特に、空間を広く見せたい時には、色の選択に注意が必要です。
そこで、空間を広く見せるためのラグの色の選び方とは何か、そのポイントを見ていきましょう。
まず、ラグの色は光をどれだけ反射するかで効果が変わります。
一般的に、明るい色のラグは光を反射しやすく、部屋を広々と明るく見せるのに有効です。
逆に、濃い色のラグは光を吸収しやすく、部屋が狭く感じられる原因にもなります。
したがって、空間を広く見せたい場合は、白やベージュ、薄いブルーやグリーンなどのライトカラーを選ぶのがおすすめです。
次に大切なのが、部屋のテーマや家具との色の調和です。
壁紙や床材、家具の色とラグの色がマッチしていれば、統一感のある空間に仕上がります。
特に小さなスペースでは、色の統一性を保つことで広がりを感じさせることが可能です。
また、部屋の中心にラグを配置することで、部屋全体を視覚的に引き締め、空間を広く感じさせる効果も期待できます。
さらに、柄物のラグを選ぶ場合でも、空間を広く見せるコツがあります。
小さな柄が密集していないものや、縦長のストライプ柄は視覚を上方向に誘導し、部屋を広く感じさせる効力があります。
ただし、大胆な柄やカラフルなデザインは部屋を狭く見せがちなので、使うならば落ち着いた色の中に取り入れると良いでしょう。
このように、ラグを上手に選ぶことで、空間を広く見せる効果が期待できます。
色に加えて、ラグのサイズや配置、家具との組み合わせにも注意しながら、最適なラグを選んで、お部屋を理想の空間に仕上げてください。